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好きな景色をみていたい

飛鳥山公園と七社神社①

9月に入っても暑さが収まらず、神社へ行きたいなと思いつつも、なかなか出かけられないでいましたが、今回は東京都北区にある飛鳥山公園と七社神社のお参りに京浜東北線王子駅へやってきました。

 

電車を降りて、王子駅南口から近い入口に到着

飛鳥山公園の前にまず七社神社にお参りしたいと思います。

 

飛鳥山公園の中を通っても行けるのですが、今回は飛鳥山公園の下、線路沿いを歩いてみることにしました。

 

 

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飛鳥山公園の入口の案内板を見て、まずは階段を登ります。

 


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階段を登って行くと、子供が遊べる広場になるのですが、階段を少し降りて飛鳥の小道を歩いて行きます。

 


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道を歩いていると飛鳥山側から水の流れる音が聞こえてきました。でも、水の流れらしいものは、草に覆われていてみえません。

 


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そのまま進んで行くと、曼珠沙華の花が一輪だけ咲いていました。

 

もうそんな時期だったけかな?

 


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飛鳥山公園の下、JRの線路沿いを進んで行きます。

日曜日のお昼過ぎのせいか電車は来なくて静かでした。

 

 

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線路から外れ坂を登って

 

 

登ってきた道、下の方に線路が見えます。


住宅街を通り抜けて行くと七社神社がありました。

暑さのせいか人もまばらで静かでした。

 


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まず、手水舎にいってお清めしようとしたところ、手水鉢に水が入ってない!

でも、コロナの頃初詣に行くと手水鉢には水が無い事が多かったので今でもそうなのかな?と近くに行ってみると・・・

なんと、「手をかざすと水が流れます」との案内が。

 

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案内に従って手を伸ばしてみると、竜の口から水が出てきてビックリ!

手を洗うことが出来ました。

 

御祭神

 

伊邪那岐命イザナギノミコト)

伊邪那美命イザナミノミコト)

天児屋根命アメノコヤネノミコト)

伊斯許理度賣命(イシコリドメノミコト)

市寸島比賣命(イツキシマヒメノミコト)

品陀別命(ホンダワケノミコト)

帯中日子命(タラシナカツヒコノミコト)

 

 

 

七社神社は江戸時代には七所明神社といい、西ヶ原村の鎮守で無量寺の境内にありましたが、神仏分離によって明治初年に現在の地に移された様です。(七所明神社のご由緒は寛政5年(1793年)の大火によって古文書などが消失したためよくわかっていないそうです。)

 

境内には摂社となった天祖神社末社の稲荷神社、熊野神社、菅原神社(学問神)、三峯神社、、疱瘡社(疫病除神)が祀られています。

 

摂社の天祖神社はもともとこの地に祀られていた一本杉神明宮でした。明治初年に七社神社がこの地に移転してきた事により摂社となり、天祖神社と呼ばれるようになったそうです。

 

 

今も残されている一本杉神明宮の御神木。樹齢千年以上と言われる杉の木でしたが、杉の古株が枯れた為、明治44年に地上3、4Mの所を残して伐採され今も残されています。

 

 


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楽殿では9月の秋分の日には祭礼が行われるからでしょうか?お手入れをされてる方がいらっしゃいました。

 

そして、飛鳥山と同じ高台に鎮座している七社神社の境内から隣地にかけての一郭は「七社神社裏貝塚」、「七社神社前遺跡」として知られているそうです。

 

王子駅から飛鳥山公園の横を通り七社神社へと来ましたが、飛鳥山側と線路側の高低差を思うと、きっと線路がある方は遥か昔海であって、飛鳥山公園のある高台側には人々の生活の場があったのかな、なんて地形を感じながら思ってみるのも面白いです。(そういえば、氷川女體神へお参りに行った際にもそんな事を考えていましたね。)

 

 

最近、私の神社巡りはこの方の本を参考にさせていただいています。

 

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作者の武藤郁子さんは少女の頃から縄文人に憧れていたそうです。

 

以前から神社仏閣が好きで、よく神社巡りはしていましたが、縄文時代に最近興味を持った知識の無い私にも読みやすく、神社巡りの道標とさせて頂いてます。

 

飛鳥山公園は次のブログにて