秋になると曼珠沙華が一面に咲くようなので以前から一度行ってみたいなぁ〜と思っていました。
秋分の日の頃、少し涼しくなったので、そろそろ曼珠沙華の咲く頃かな?と思い、巾着田のホームページの開花情報を見てみると咲いているのがまだ少し。
う~ん、連休明けではまだ早いかな?
その2日後の朝、開花状況をみてみたら、まだ満開では無さそうで、天気も曇りだけど次の週だとタイミングを逃してしまいそうなので行ってみることにしました。
電車を乗り継ぎ最寄り駅の
改札を出て、どちらへ行くのか地図を見ようと思っていたら
改札を出た右側に大きく案内が出ていました。
案内の通り矢印に沿って進んでみます。
進んで行くと、「あれ?次はどちらへ行けばいいのかな?」
そう、駅の案内は曼殊沙華の季節に合わせて大きかったのですが、進んで行くと通常の案内板になるので、気を付けて見ていないと見落してしまいそうな所もあります。
そして、入口に到着です。
巾着田は曼殊沙華開花期間中は入場料が、 高校生以上 1人 500円
(団体割引、障がい者手帳をお持ちの方は無料など料金についての案内、入場券購入方法などが巾着田のホームページに掲載されているので、行かれる前ご確認にされるといいかもしれませんね。)
巾着田は曼殊沙華で有名ですが、四季折々の花が咲いたり、ふれあい広場やグラウンドもあるようです。
私が行った時は曼殊沙華のエリアの入口からふれあい広場には行けない様な気がしました。開花期間中はバーベキューなども出来ないみたいですね。
曼珠沙華の季節はほとんどの人が曼珠沙華を見に来ているのかな〜。
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巾着田周辺の高麗川の岸辺は、ヒガンバナの群生地であり、その規模は長さ約600m巾約50mにもわたり、全国的にも最大級のものといわれています。
群生した成因の定説はありませんが、種を付けず球根で増える性質のものであるため、一般的に河原にあるヒガンバナは、上流部から流されてきた球根が自生して群落をなすといわれています。また畔道に植えられたものが、洪水のたびに流出して現在の群生地をなしたものとも考えられます。
この周辺は秋の彼岸のころになると周囲一面が真紅な色で染められ、ニセアカシアの林の緑と高麗川の清流とが相まって、美しさをいっそう引き立ててくれます。そして、冬になると葉が出て光合成がおこなわれ養分を蓄積し、次の開花に備えます。
地方の俗名が多く、50余りの方言がありますが、「ヒガンバナ」の語原は、秋の彼岸の頃に花が咲くことにより、また「曼珠沙華」は赤花を表わす梵語によるものです。
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と案内板に書いてありました。
子供の頃、秋のお彼岸にお墓参りに行くと曼珠沙華の花が咲いていた記憶かあります。
(その頃は彼岸花と呼んでましたね。)
お墓参りでの記憶は一面に咲いているのではなくて、チラホラ咲いていた様に思います。
河原では無かったので、きっと群生しなかったのかな。
さて、高麗川沿いを歩いて進みます。
入場料をお支払いして中に入ると
咲いてますね〜
こちらにも
係員の方のお話しが聞こえてきたのですが、私が行った時はまだ三分咲きの様で
一面咲いている所もあれば、
まだ蕾の所も。
それでも「これから私たちの出番よ」とばかりに咲き誇っていました。
花の色は赤くて、情熱的な色なのに、花をよく見てみると、花びらは繊細な感じ。
鮮やでまっすぐに伸びる黄緑色の茎と奥に見える樹々の中に映える曼殊沙華の花。
視点を変えてみると、また違った世界に見えました。
上から見てみるとなんか花火の様にもみえるかな?
ちょっと不思議な世界
でも、巾着田の周りには
こんなのどかな景色も
高麗駅から歩いて来る時の高麗川に架かる鹿台橋の欄干にも曼珠沙華の花が
巾着田のホームページで毎日更新されていた開花情報は10月5日(土)も更新されていました。
私が見に行ったのは10日位前でした。もう少し見れそうかな?